センター評論・小説で満点近く狙える勉強法 その1
多くの受験生が伸び悩むセンター評論・小説。
勉強法が確立されていない教科であるが故に「現代文はセンス」「現代文はコストパフォーマンスがよくない」などと言われている。
でも安心してほしい。現代文は勉強法さえ間違えなければ誰でも満点近い点数が狙う事が出来る教科である。
本記事は3記事構成で、1記事目では現代文の勉強法に対する誤解を解いていこうと思う
現代文勉強法の間違った知識
現代文に対して以下のように考えていないだろうか?
現代文にはセンスが必要!?
確かに、小説を書いたりするのであれば、センスは必要だろう。
しかし、少なくともセンター試験や有名大学(国公立や早慶・マーチなど)の現代文を解くのにセンスは関係ないと断言できる。
現代文は根拠をもって回答を導く教科であるからだ。
回答の導き方は日本語に慣れ親しんでいる我々日本人であれば、訓練次第で身につくのだ。
現代文を伸ばしたければ本を読め!?
先述の通り、現代文は根拠をもって回答を導く教科である。
回答の導き方は本や新聞を読んで磨かれるものではないからだ。
確かに読まないよりは読んだ方がマシだろう。
しかしそれは読むスピードや語彙力などの基礎が身につくだけであって、現代文の得点には直接的に結びつかないのである。
作者や登場人物の気持ちを想像しろ!?
絶対に、作者や登場人物の気持ちを考えてはいけない。
現代文は客観性が求められる教科であるので、主観が入ってはいけないのである。
もう一度言うが、主観が入ってはいけないのである。
現代文はだれが見ても同じ答えになるよう作られているので、答えを導き出すあなたの主観やカンは封印し、どう書いてあったかだけに注目するべきである。
さいごに
センター試験の問題は数百人もの大学教授が試行錯誤して作られたものである。
その試行錯誤された問題の中でも国語には900点満点中200点が配点されている。
200点満点という英語や数学と同じ配点をされているテストで、センスや主観が問われたりするはずがない。
正しい勉強法を身に着け、是非本番で高得点を取得してもらいたい。
その2につづく。